札幌うつ病.com カウンセリング

突然やってきたハイテンションな一週間。そしてまた…


抑うつ状態と診断され、お薬を飲みながらも仕事を続けて約一か月。

朝起きるととてもすっきりとした気分で、実際に頭もよく回り「ハイテンション」な状態になりました。

それはうつ状態とは真逆な感覚で、治ったのかと錯覚するほどでした。

しかし、そうではなかったのです。


 
 

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≪突然訪れたハイテンションな一週間≫

 

抑うつ状態との診断と、投薬開始から一か月が経ち、薬にも仕事をセーブすることにも徐々に慣れてきていました。

ある日、朝目覚めるといつもと違い、頭がとてもすっきりしているのです。

以前のように、忙しい朝も複数のことを同時進行できるほどです。

 

仕事の時にも笑顔がこぼれ、会話も弾み、頭が信じられないほど回転する感覚でした。

言葉がアイディアがどんどん溢れてきます。

止まらないのです。

健康な時でも、ここまで調子がいいことは無かったように思います。

 

家族からも職場の人たちからも、とても元気そうだねと言われました。

わたしも、このまま風邪が治ったかのようにケロリと完治に向かうと信じて疑いませんでした。

 

ただ、異常なほどの活動を終え、まだまだ出来ると頭では思うのですが、

夕方には身体はぐったりと鉛のように重たく、もう動けないほど疲れ切ってしまうのです。

 

まるで、頭と身体が別々・・・

この状態が一週間ほど続きました。

 

 
 

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≪また抑うつ状態が押し寄せてきた!≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気持ちだけは絶好調とも言える状態を一週間過ごし、通院の日になりました。

医師へ「とても調子がいいです。反比例して身体はとても疲れ切ってしまう。」と告げると

・自分で疲れ切らないようにコントロールすること

・あまり続くようなら薬を変えることも考えられること

を言われ、治っているのではないことを知りました。

 

お薬の量も変わりません。

認識が甘かったですし、絶好調な自分というのも、やはり普通ではなかったのです。

 

それから数日、いきなり切り替わるのではなく、徐々に焦りが出始め、また考えがまとまらなくなっていきました。

そして落ち込んだ気分がまた襲ってきたのです。

 

しかも、より深くなったように思います。

 

嵐のように過ぎ去ったハイテンションな期間が残していったものは

「もう治ったのでは?」という職場の人たちからの視線と

身体の疲れ、心の疲れ。

 

私のように行ったり来たり振り回されてる方もいらっしゃることでしょう。

これは回復のプロセスなのか?それともまた違う症状が出ているのか?

カウンセラーから最初に言われた通り回復には時間がかかるのでしたよね。

ゆっくりゆっくりと呪文のように自分に言い聞かせる毎日です。

 

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