うつ状態と診断され、上司への報告をしたら・・・
母の勧めもあり、初めての診療内科へ向かいました。
とても緊張したものの、聞かれたことにすぐに返答することが難しくなっていたため、
今困っていることを事前に紙に書いて持っていきました。
びっくりしたのは病院の精神科やちょっと有名な院は予約も1~2か月先だったり、受け入れ拒否だったり・・・
考えることも調べることも努力が必要になっていたわたしには、病院探しも辛かったです。
その方面に明るい知り合いを頼って、今回の病院を教えてもらって本当に助かりました。
診察の結果は「ほぼうつ病と言えるくらいのうつ状態」とのことで、
一か月単位での休養が必要と・・・
SSRIと言われる、抗うつ薬と睡眠薬を処方されました。
お医者さんには
「あなた自分で気づいていないかもしれないけれどさっきから、〇〇しなきゃ。〇〇しなきゃ。って言っているよ。
とても強く焦燥感をもって、思考力が低下している状態ですね。
とにかくお仕事を今は休まなきゃいけない。診断書をだしますよ。」と言われました。
わたし、うつ状態だったのですね。
今なら回復も早いのかもしれない・・・すぐに上司へ報告しなければ、迷惑をかけてしまう。と思いました。
受診後はすぐに会社へもどり、上司に時間をいただき報告をすることにしました。
休職が必要と診断された旨を伝えたところ、休職ではなく、薬を飲みながら様子をみましょうとの判断でした。
不安を抱えつつも、自分がそういう状態だと分かった上で気を付けて業務に当たろうと決め、
一番変えたのは、残業も今は止めることと休日はしっかり休むことを心がけました。
お薬のおかげで、夜は眠れるようになりましたが、副作用だと思われる症状も出てきました。
有給を利用して、何日かはお休みを取ることもしましたが、お医者さんやインターネットの情報に
あるようにそんな短期間に改善することはなかったです。
そして問題は、お薬の力を借りても、仕事をしながらの改善が思っていたよりも困難だという現実でした。
様子を見ると言っても、仕事が減る訳ではなく、周囲からの対応も風当たりが強くなってきたのです。
わたしのように、休職をせず、通院しながらうつ病を克服しようとされている方も多いと思います。
周囲の理解を得ることは難しい現状ですが、それでも少しは前にむかっていると感じています。
もし、病院さえも行かず、自分の能力が落ちたと思っている方がいるならば、まずは診察をうけましょう。
休職せずに頑張っている方は、ゆっくりと。時間がかかっても直していきましょう。
休職中の方は、復職の時が近づくとまた違う悩みが生じることと思いますが、
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