うつ病になりやすい性格傾向と千差万別ストレス解消法
~日本でうつ病に苦しんでいる人は厚生労働省の調査によると、約100万人となっています。原因は複数の要因が複合的に重なってうつ病になっていることが考えられます。~
今回は、うつ病になりやすい“性格に”ついてお話ししましょう。
≪どんな性格の人がかかりやすいの?≫
・神経質で几帳面
・仕事を他人に任せられない
・道徳観が強く、義理人情が厚すぎる
・完璧主義者、潔癖主義者
・理想主義者
・頑固で融通が利かなかったり、その場に応じた臨機応変さがない
・人に頼まれると断れない
・自分さえ我慢すればとよく思う
・真面目で何事にも熱心、責任感や義務感が人一倍強い
・自分の感情や考え方、思いを表現したり、相手に伝えられない
・他人の評価が気になりすぎる
性格にこのような傾向がある方は大きなストレスを抱えてしまいがちです。
こういった特徴からうつ病を発症しやすいと言えるのですね。
うつ病はストレスが蓄積することで悪化してしまいます。ですからストレス発散がうつ病予防対策となるのですね。
≪うつ病予防には“ストレス発散”≫
一般的には
①体を動かして汗をかく(適度な運動が効果的)
②質の高い睡眠をとる
③自分独自の気分転換方法を実施する
と言うような方法がとられますよね。
③にはいろいろな方法がありますが、例えば私は疲れているとき、なぜか無意識の内にテレビゲームをずっとしています。何かをクリアするというのではないのですが、レベル上げをひたすらしていました。
面白いというわけではないのですが、何も考えず取り組んでいることが自分の中でのストレス発散になっているのだと思います。
もちろん家族からは理解されませんが・・・
ゲームでストレス発散というのは家族からは理解されません。しかし、私にとってはとても効果が高い方法だったのではないかと思っています。
「ダメ!!」と注意していることがもしかすると本人のストレス解消方法だったということもあります。サポートする側としては相手の行動を良く観察してみてほしいと思います。もしかすると理解しがたいその行動が、実はストレス解消方法なのかもしれません。その場合は少し寛大な気持ちで見守ってあげると良いですね。
あなたのストレス解消法はなんですか?