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「ちょっとやってみよう」から始める〜うつ病回復期


うつ病にかかって『急性期』を過ぎると、『回復期』になります。
今回はこの『回復期』についてお伝えします。




『回復期』とは、治療の成果が出て、
症状が落ち着き、心身ともに安定し始めた時期のことです。

 

『回復期』と言われると、心身ともに回復しているというイメージを
持つ方もいるかもしれません。
しかし、うつ病における回復期は、「何もせずに休む」時期を抜け、
社会復帰のために活動を開始できるようになる時期を指します。

 

急性期にしっかり休んだことで、
不足していたエネルギーが充填されてきているので、
症状が軽くなり、気持ちも上向きになってきます。

 

 

ただ、ここで油断してはいけません。
失ったエネルギーが戻りつつはありますが、
完璧に戻っているわけではありません!

 

体が動くようになったり気力が戻ってきたことで、
「早く元に戻らなくては」、「役に立たなければ」と
焦る気持ちが沸き起こってしまうでしょう。
しかし、そんな気持ちのままに無理をすれば、
状態は悪化してしまいます。

 

焦りを抑えつつ、「ちょっとやってみよう」と思えることから
始めましょう。

 

そして、全てやりきるのではなく、
半分くらいやってみることから挑戦することをお勧めします。

 

例えば、「料理を作ろう」と思えたら、
一気に一食分を作るのではなく、
簡単な一品から作ってみるとか、です。



 

また、回復期には、うつ病によって乱れてしまった生活を
整えていきましょう。



急性期では、一日中眠かったり、あるいはなかなか寝付けなかったり、
食事の量や時間も不規則になったりしていたので、
そんな生活に、きちんとしたリズムを作っていくのです。

 

まず、睡眠を規則的に、そして十分にとるようにしましょう。
夜更かしせず、しっかり休み、朝は日光を浴びます。
起きる時間が昼などにずれこんでしまうと、
日光を浴びる時間が減ってしまい、体調が悪化するおそれもあります。

 

食事もしっかりとりましょう。
バランスの良い食事を規則的に取ることで、
生活のリズムを整える役目も果たします。

 

体を動かすことも重要です。
ストレッチをしたり、近所を歩いてみたり、
簡単なところからやってみましょう。

 

 

心理的な面も、自分でコントロールできるように
していきましょう。

 

例えば、なにかができたら自分を褒めるというのも
大切です。
うつ病になったことで自分を責めたりせず、
しっかり治していくということを重視しましょう。

 



 

注意事項として、以下のような強い刺激を受けることは、
できるだけ避けるようにしましょう。

 

・長時間のパソコンでの作業
・長時間のTV鑑賞やゲーム
・アルコールやカフェインの摂取

 

 

体の調子が落ち着いてきた『回復期』とはいえ、
やはり、うつ病の症状には波があります。

 

この時期は、無理をしないで、
できることを少しづつ増やしていきましょう!



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