自分のいいところを見つけて、たくさんほめましょう
「自分をダメだな」と思う原因は、自分の理想像と異なるからです。
「こうあらねば」という理想にとらわれ、できた時だけ自分を認めていると、できなかった時はできない自分を否定してしまいます。
そして、次第に自分を肯定することができなくなっていきます。
しかし、このように自分を否定し続けていたのでは、自信がなくなり精神的に辛くなってきます。
理想を追い続けるのは大変素晴らしいことですが、
理想のために無理をし続けることは危険です。
無理をして理想の自分を実現することができましたか?
無理をして頑張っても「できないことはある」のではないでしょうか?
無理をしてきたアナタはそれがきっと分かるはずです。
うつ病の改善・予防には等身大の自分を認め、自分をいたわることが大切なんです。
また、自分のいいところを見つけて、たくさんほめることも大切です。
1、できたことを挙げる(推測ではなく”事実”を)
例)・コップの水洗いをした
・台所の片付けをした
2、よい意味付けをする
例)・家事ができるようになった
・もともとはキレイ好きなんだ
このとき「コップしか洗えていない」とは考えません。
できたことだけに目を向け、プラスの考えを自分に言い聞かせます。
こうすることによって、今までは「できない自分」にしか目が行っていなかったのが、
できる自分もいることに気づき始め、自分をいたわり、ほめることができるようになります。
【自分のほめ方】
◆過去に上手くいったことを思い出す
◆自分自身を信じる
◆自分をありのままに受け入れる
◆自己の目標を少し下げる
◆周囲の人も自分を認めていると信じる
◆うつ病は恥ずかしいことではないと知る
◆自分は劣っていないと考える
◆自信をもって行動しようと自分に言い聞かせる
自分をほめるという行為は、自己を肯定する力を高め、うつ病の改善、予防につながります。
たくさん自分をほめて、ほめて、認めていきましょう。