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うつ病になりやすい、メランコリー親和型性格とは?!


うつ病になりやすい性格、というものがあります。
よく言われるのは、きまじめな人、几帳面な人、などですね。
今回は、うつ病になりやすい性格の中でも、
メランコリー親和型性格という性格についてお伝えします。


 

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うつ病と性格の関係性は、長い間、研究されてきました。
ドイツのテレンバッハは、うつ病になりやすい性格として、
『メランコリー親和型性格』を提唱しました。

 

この性格の特徴をいくつかあげてみましょう。
・生真面目
・几帳面
・誠実
・強い責任感を持つ
・勤勉
・秩序や規律を守る
・献身的
・周囲に気を遣う

 

 

秩序や規律を守るために、
やるべきことは、どんなこともきちんとこなそうとします。

 

生真面目や几帳面といった特徴から、1つのルールにこだわってしまいます。

 

自分のペースを持ち、それを崩そうとしないという面があるのです。

 

完璧主義とも言えますが、自分への要求が高いため、
しばしば自分を苦しめてしまいます。

 

そして、この特性は変化に弱いという部分も持ち合わせています。

 

大切な人との別れやリストラといったマイナスのできごと以外に、
昇進したり結婚したりといったプラスのできごとでも、
ストレスを感じてしまう場合があります。

 

 

また、対立が起こると、自分の主義主張を抑えて人に譲りがちです。

 

変化を恐れている面もありますし、人との争いを恐れてもいます。

 

他者を気遣い、嫌なことでも嫌とは言えません。

 

頭がかたい、堅物、と捉えられることもありますが、
社会的に評価されているタイプの人です。

 

 

ですが、「完璧にする」や「自分のペースを守る」ということと、
「他人に合わせる」ということは、両立することは難しいのです。

 

そのため、その矛盾によって、大きなストレスを抱えることになります。

 

これは、『単極性うつ病』になりやすい性格と言われています。

 

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この記事を読んで、思い当たるフシがあったとしても、
性格をすべて変えようとしなくても大丈夫です。

 

メランコリー親和型性格がもつ特性は、本来、素晴らしいものです。

 

一生懸命にものごとに取り組み、他者を気遣うこともできるということは、
職場でも学校でも、周囲の人を支えているでしょう。

 

 

まずは、自身の性格を認識し、そこにストレスの元が隠れていることを意識しましょう。

 

「完璧にする」や「自分のペースを守る」ということと
「誰かのために自分を抑える」ということを両立させるためには、
矛盾が生じるということを忘れないでください。

 

そして、すべてを完璧にこなすことはできないので、
適度に手を抜くことを覚えられるといいですね。

 

疲れている時は誰かに頼ってみたり、こまめにストレス発散をしてみたり、
マイナスになってしまう面をフォローするように心がけましょう!

 

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