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睡眠不足はうつ病を始めとした悪影響を呼び込みます!


睡眠不足は、集中力や判断力などを低下させ、うつ病のリスクを高めることさえあります。
今回は、睡眠不足による弊害についてお伝えします。





 

うつ病にかからない、あるいはうつ病から回復するためには、
体が十分な休息を得る必要があります。
その休息のために必要なものの1つが、『睡眠』です。

 

 

 

睡眠不足になると、こんな悪影響があります。

 

《睡眠不足の悪影響》

・頭痛がする
・吐き気やめまいを感じる
・集中力が低下する
・頭がぼーっとする
など……

 

 

睡眠時は、体が休息しているので、
もちろん、脳も休息をとる時間になっています。

 

しかしこの休息が十分でなければ、
当然、次の日は疲労したままなのです。

 

 

そんなことが何日も続けば、
たとえいくらか睡眠をとっていたとしても、
体は常に疲労を訴えている状態が続くことになります。

 

 

 


さて、そんな睡眠不足が、本人への悪影響以外に、
経済的な損失を生んでいることをご存知でしょうか?

 

睡眠不足による疲労が続いた状態で働いては、
作業効率は低くなってしまいます。

 

疲労を残さずに働いた時に比べて、
効率の悪い状態で働いた時では、
働きが不足した分がどうしても出ます。
それが経済的な損失となってしまうのです。

 

 

とある調査によると、日本では、睡眠不足による経済損失が
金額にして約15兆円にもなっているそうです。

 

 

この金額を、ちょっと古いですが、2016年(平成28年)度の
日本の一般会計予算と比較してみましょう。

 

社会保障費は約32兆円なので、この半額ほどですね。
あるいは、消費税によって得た金額は約17兆円なので、
こちらの方が金額的には近いでしょう。

 

単純に言ってしまえば、税金を上げたり国債を発行しなくても、
睡眠不足を解消し、集中力や気力が充実した状態で働けると、
社会保障費の半分を補うことができる、ということになるのです。

 

 

日本では、長時間労働が賞賛される向きがありますが、
科学的には不合理であることは明らかです。
もう、睡眠を削る働き方や
仕事に関する意識を変えていく時期なのでしょう。

 

 

ところで、睡眠は「量より質」と言われることがあります。
しかし、これに関しては、絶対条件として、
「最低限の量」というものが必要となります。

 

世の中には、ショートスリーパーという、
睡眠時間が短時間で足りる人は確かに存在します。
けれど、それは世界人口の1%にも満たないそうです。

 

つまり、大部分の人は、最低限6時間から8時間ほどの
睡眠時間を確保する必要があるのです。

 

 

さて、あなたの睡眠時間は、何時間でしょうか?

 

うつ病にかからないためにも、
仕事や勉強で最良の結果を出すためにも、
最低限の睡眠時間を確保することを考えてみませんか。

 



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