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ホルモンの分泌の乱れがうつ病を引き起こすことも……


体内で分泌されるホルモンは、主に体の調子を整えるために働いています。
しかし、その分泌バランスが乱れた時に、
うつ病を引き起こすことがあることをご存知でしょうか?
今回はホルモンの分泌バランスの乱れについてお伝えします。


 

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更年期や妊娠出産などを経験した際に、うつ病になってしまうことがあります。
更年期うつや、産後うつと呼ばれ、ホルモン分泌の乱れの影響が指摘されています。

 

 

女性に多いと言われるこれらのうつ病は、女性ホルモンの存在が鍵となります。

 

妊娠や出産時はもちろん、月経といった女性特有の体の変化が起きる時は、
女性ホルモンも大きく変化します。

 

更年期の場合は、女性だけに限りません。
年齢を重ねることで、男女の性差に関わらず、ホルモンの分泌が減り、
そのバランスは崩れてしまうのです。

 

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メラトニンというホルモンの減少がうつ病に影響している、
という研究も進められています。

 

メラトニンとは、睡眠や覚醒といった、体の生活リズムを調整してくれるホルモンです。
このホルモンの分泌が減少するということは、自然な眠りに誘う作用が減ってしまうということなのです。
ひいては、睡眠障害につながってしまいます。

 

さらに、人間は睡眠によって疲労回復やストレスの解消などを行うので、
睡眠時間が減ると、集中力の低下や思考が鈍くなるといった悪影響が現れてきます。

 

メラトニンは日中に十分な量の日光を浴びることで、
適切な量が生産されます。
そして目覚めてから、14〜16時間で再び分泌され、
徐々に分泌が高まっていくのです。
メラトニンの作用によって、体を休息させる準備が整い、
スムーズに睡眠に入れるようになるそうです。

 

学校やオフィスにこもりがちになってしまうと、
どうしても日光を浴びる機会は少なくなりますよね。

 

特定の季節に発現する季節性うつ病は、多くが秋から冬にかけて発症します。
それは、日光にあたる時間が減少することで、
メラトニンの生産が減少してしまうからなのです。

 

ちなみに、日光を浴びると、
体内でビタミンDという栄養素が作り出されるという作用もあります。
小腸や腎臓の働きを助けたり、丈夫な骨をつくる働きがあります。

 

 

太陽光を適度にあびることで、体の調子を整えることができます。
ただ、強い日差しにあたり過ぎるのもよくないので、
15〜30分程度にして、帽子などで日焼け対策をしましょう。
屋外なら、日陰でもいいそうですよ。

 

室内の照明も関係してくるので、夜は照明を落とすなどの工夫をして、
体と心を休め、ホルモン分泌のバランスを整えましょう。

 

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