食事が健康を支えています!
健康を保つには、『食事』『睡眠』『運動』などが大切になります。
特に食事は、あなたの体を作る、大切な要素です。
では、どのような食事をとれば、健康につながるのでしょうか?
まずは、食事の回数です。
3食を朝昼晩に食べることが一般的ですね。
これが一番、現代人の生活に合わせやすい回数になります。
回数が少ないと、一回の食事で大量のエネルギーを摂る必要が
あります。
それによって、胃腸に負担がかかり、消化機能が落ちると
言われています。
また、長時間空腹に耐えることにストレスを感じる人も
いることでしょう。
逆に、回数が多いと、その分カロリーを摂りすぎるという
デメリットがあります。
回数を増やしてダイエットに成功している人もいます。
しかし、そういう人は、回数を増やす分一回のカロリー量を
減らして、1日の摂取量を増やさないようにしているのです。
ライフスタイルに合わせるなどして食事回数を増減する場合は、
栄養バランスや胃腸への負担に気を使いましょう!
ちなみに、朝昼晩の食事の中でも、
朝食は1日の活動エネルギーとして重要になります。
朝食を食べないことで、太りやすくなったり
糖尿病のリスクが高くなったりという研究もあるので、
その重要性は明らかです。
次は、食事の量についてです。
『腹八分目』という言葉があるように、
「お腹がいっぱいになるまでは食べない」ということも
大切です。
なぜなら、満腹になるまで食べてしまうと、
その分だけ消化に時間がかかり、
胃腸に負担をかけてしまうからです。
腹八分目にするコツの1つは、
よく噛んで、ゆっくり食事をすることです。
最初の一口だけでも30回しっかり噛むと、
満腹センサーが働きやすくなり、食べ過ぎを防いでくれます。
そして、よく噛むことで、食材の味わいを
より深く感じることができます。
ご飯をしっかり噛んで食べると、甘く感じませんか?
それは、よく噛むことで、でんぷんが糖に変わるからです。
もう1つのコツは、一口ごとに、箸を置くことです。
たくさん食べてしまう人は、ずっと箸を持ち続けているので、
食べ続けてしまうようです。
一口ごとに箸を置くことで、その都度しっかり噛んで、
食事のペースをゆっくりにしましょう。
それから、野菜を多めにしてカサを増やすことも効果的です。
カロリーを減らせるうえ、今の日本人に不足している野菜を
補うことができますよ!
注意していただきたいのは、『ながら食べ』です。
「本を読みながら」「スマホを見ながら」といった食べ方は、
満足感を得にくくするので、ついつい食事の量が増えてしまいます。
食事に集中して、美味しく食べられるといいですね。
色々とお伝えしましたが、もちろん、
これらを完璧にやろうとする必要はありません。
きっちりしすぎて、食事の時間が楽しく無くなっては
元も子もありませんよね。
もしかしたら、食欲が落ちるなどして、
逆に栄養バランスが乱れてしまうかもしれません。
食事を楽しむ!
それが、美味しくごはんを食べる秘訣なのです。
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