札幌うつ病.com カウンセリング

受診するとき。どう伝えればいいのでしょう?


うつ病の人は診察室で医師と上手く話せない傾向にあります。

人によって理由は様々ですが、思考力が低下し言葉が出てこないということもありますし、

自責の念が強いがゆえに「自分のために時間をとってもらうのは申し訳ない」と思い遠慮してしまうこともあります。


 

 

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≪医師にしっかり伝えましょう≫

 

うつ病は受診回数が多いため、経過報告や疑問点の解消などその都度、医師と話しておく必要があります。

ちゃんと話をしないまま診察が終わってしまうと、「薬をもらって終わり」ということになりかねません。

そうなると、自分でも「なんだか機械的で処理された感じがする・・・」と後悔してしまいます。

 

 

確かに、医師は毎日色んな患者と接しているため多忙ではありますが、「疑問でもいいからなんでも話してほしい」と思っています。

そして、症状について正直に話してほしいと思っています。

そうすることによって、今後の治療をどうするか対策を考えていきます。

 

 

風邪のときもそうだと思いますが、「頭痛がする」「のどが痛い」などの症状を訴え、医師はそれに対する薬を処方するわけです。

うつ病についても同じようなもので、症状についての訴えがなければ医師は言葉以外から察することしかできません。

ですから、自分の症状について医師にきちんと伝えることは、自分のうつ病を治すために必要なことなのです。

 

 

 

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ただ、どうしても言葉でうまく話せない・・・ということでしたら「メモ」や「表」を活用するといいかもしれません。

 

例えば、以下のようなものがあります。

 

・日記のような形で箇条書きでもいいので、毎日の気分や出来事をメモしておく

・「気分グラフ」のようなもので、毎日の気分や症状を報告する

・自分ができたことをメモにして報告する

 

 

このように、メモにして報告すると医師も非常に分かりやすく今後の治療に活かすことができます。

 

 

もし、うつ病の本人がメモや表を上手く作ることができないのなら、テンプレートのようなものをサポートする側の人が作ってあげることも良いと思います。

 

また、家族が日々の症状をメモにして医師へ渡すということも有効です。

 

受診の時は医師とのコミュニケ―ションが大切であり、ここで治療の方向性が決まる重要な機会です。

 

遠慮せずに医師には、なんでも正直に話すようにしましょう。

 

もし、上手く話せない場合は他のツールを使って症状や考えを伝えるようにしましょう。

 

 
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