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うつ病の心にあらわれる症状について

 


 

うつ病の自覚症状として顕著に表れるのは抑うつ気分です。

何事に対しても憂うつな気持ちが伴い、依然楽しかったことへの興味を失い、悲しくてつらいといった感情さえもわかなくなってしまいます。

そんなうつ病の人の心にどのような症状が表れるのか見てみましょう


 
 

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≪うつ病・心にあらわれる症状≫

 

では、うつ病の症状で心にあらわれる代表的な例を挙げます。

・感情障害・・・コントロールできない落ち込み・憂うつ・悲しみ・虚無感

・思考力の低下・・・集中力・決断力・理解力・注意力の低下

・意欲の低下・・・今まで好きだったことにも興味が無くなり、何かをしたいという気持ちさえも消失する

 

大まかにこのようなことが、心に起こる症状です。

 

ここまで見ていただくと分かるように、これらはうつ病特有のことではなく、軽いものであればうつ病を患っていない人にも起こるものばかりなのです。

 

大きく違うのは、健康な人ならば嫌なことや悲しいことがあっても、時間の経過や気分転換によって抑うつ気分は解消されますが、

うつ病にかかった人の場合は、一度抑うつ状態になってしまうと回復のエネルギーが圧倒的に不足しているために解消できないのです。

 

そのため、抑うつの辛い状態が長期間に及び、身も心も疲れ果て、重度の抑うつ状態になってしまいます。

 

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これまで見ていただいたように、一般的なうつ病の症状の中心は「抑うつ気分」と呼ばれる、

深い落ち込みや憂うつで気分が長い間晴れないという状態です。

 

仕事や家事など、やらなくてはいけないのに体が動かなく、なんとかしなくてはいけないと焦る気持ちが募り、でも頑張れないという悪循環に陥ることもあります。

 

やりたくない→やめたい→でもしなくてはいけない→頑張らなきゃ迷惑がかかる→焦燥感・自分を責める気持ちが起こる→やりたくない・・・・

と、この悲観的で後ろ向きに悩みを延々と頭の中で繰り返すことを「ぐるぐる思考(反芻思考)」と言います。

 

このような思考はうつ病の人が陥りやすい思考パターンです。

考え方に柔軟性が無くなっているため、この悪循環を抜け出すのはとても難しいことなのです。

 

しかし、うつ病にかかる人には、気配り上手な人が多く、周囲へ心配をかけないように無理にニコニコ笑っているケースもあります。

そのため自分は耐え難い苦しみにあえいでいるのにも関わらず、周りの人には元気そうに映り、いつの間にか病気の深刻度を深めてしまうこともあるのです。

 

うつ病は心が弱いからかかる病気ではありません!

誰もがかかる可能性のある病気なのです。

 

そのことを理解していただき、ぜひ家族や親しい人、専門家に助けを求めてください。

判断力の低下や意欲が低下している中、難しいことかもしれませんが、早期に治療を始めることが早期回復につながるのです。

 

落ち込みが2週間以上続くときは要注意です。

一度、専門家の診断を受けることをおすすめいたします。

 
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