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抑うつ気分に悩む方へ伝えたい・・・うつ病の典型「大うつ病」

 


 

うつ病と聞いて多くの人が想像するのがこのタイプです。

専門的には「大うつ病」と呼び、うつ病の典型となるタイプです。


 
 

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病院では「大うつ病エピソード診断基準 DSM-IV」をもとに診断がされます。

以下の症状が2週間以上続く場合は、一度病院等で受診してもらうと早期の回復につながると思います。

 

 

・気持ちが沈んだり、悲しくなったり、滅入ったり、落ち込んでしまうような症状(抑うつ気分)が2週間以上続く場合。

 

 

・仕事や趣味などの日常行ってきたことに対して何をしても楽しめないような症状(興味または喜びの喪失)が2週間以上続く場合

 

この2つはうつ病の精神面で最も強く表れる症状です。

数日で治るようであれば良いのですが、どちらか一つの症状でも2週間以上続く場合は医療機関での受診をオススメします。

 

なやみ1

 

 

 

診断では、この他に

・「食欲・体重の増加あるいは減退」

・「不眠あるいは睡眠過多」

・「精神運動性の焦燥または静止」

など7つの診断基準があり症状などを確認しながら診断が行われます。

 

強い抑うつ状態が2週間続く「大うつ病」は「抑うつ気分」、「興味または喜びの喪失」の症状のうち、

少なくとも1つあり、さらに7つの診断基準の症状が5つ以上認められた時に

「大うつ病」の診断となります。

 

「大うつ病」と診断されると、「すごく重症なうつ病」と考えてしまいますが、

「大うつ病」とは典型的な「うつ病」と考えて大丈夫です。

 

正式名称は「Major Depressive Disorder」と記載されていますが、

日本では「Major」の部分を「大」と訳したことから「大うつ病」となったのです。

 

まずは、「抑うつ気分」、「興味または喜びの喪失」のどちらかでも症状があり

2週間以上続いた場合は医療機関で受診することで早期発見、早期治療につながります。

そして診断結果で、「大うつ病(大うつ病障害)」と診断されても

「大きいうつ病」とか「重いうつ病」という意味ではないのでけっして落ち込むことはありません。

 

症状が当てはまる方は、自分や大切な家族を守るためにも早めに

医療機関やカウンセリングを受けましょう。
 

 

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