働き世代のうつ病がはらむ危険性② | うつ病.com

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働き世代のうつ病がはらむ危険性②


働き世代にうつ病の患者数がとても多いことは別の記事でお伝えしましたね。

また、その立場上つらい状態を相談をすること、サポートを得ることが難しいので、とても深刻な状況に陥ることも。

会社でも家庭でも大黒柱とも言える働き世代の方々が置かれた状況と最近の取り組みを見ていきましょう。


 

 

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≪働き世代のプライベートにおけるストレス≫

 

 

◇経済的な問題におけるストレス

 

◇家庭や友人関係のトラブルによるストレス

 

◇自分の病気、体調の不調によるストレス等

 

 

働き世代では結婚し、子どもがいる方も少なくありません。

 

パートナー、子ども、親戚などプライベートにおいて関わる人が増え、その分ストレスを感じる場面も責任も増えていきます。

 

例えば家事の役割分担、子どもの教育についてなど一番近くの存在であるはずのパートナーと対立することもありますし、住宅ローンや教育費など経済的な面でも余裕なく常にピリピリとしたストレスを感じる場面もあるでしょう。

 

 

また、30代、40代ともなると両親の健康面などで悩む時期でもあります。

 

認知症の祖母の面倒を誰が見るのか、親の介護費用をどう捻出するかなど、頭を悩ますことが増えていきます。

 

 

さらにこの時期には、更年期障害やがん、糖尿病、高血圧や心疾患など若い時には考えていなかった自分自身の病気のリスクが高まってきます。実際に疲れが抜けづらく感じられたり、無理が利かなくなったりと体力の低下を感じる方もでてくるでしょう。

 

 

このように仕事に関するストレスに加えて、安らぎを与えられるはずの家庭にさえ容易に解決できない問題や悩みを抱えるのがこの世代なのです。そして、頼られるという立場上、周囲に相談をすることもサポートを得ることも叶わず、同僚や家族が異変に気づいた時にはとても深刻な状態になってしまっているというのも、この世代のうつ病の特徴なのです。

 

 

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≪働き盛りの心をサポートする取り組み≫

 

 

働き世代の人がうつ病にかかるということは、一家庭だけではなく社会全体の損失でもあります。

 

統計から明らかになったうつ病が増加の一途をたどっているという事実をうけて、厚生労働省は2000年「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」を策定。

 

産業医によるケアの促進や職場内でのケアの重要性も呼びかけてきました。

 

 

また、2005年には「労働安全衛生法」が改正され、残業時間が一定以上になった場合にその労働者には心の病のチェックが推奨されるようになりました。

 

 

これらの国の動きに準じて各企業側も労働環境への意識は高まってきました

しかし、うつ病の予防にはまだまだ不十分だと言わざるを得ません。

 

 

まずは「働きやすい環境作り」と言った、未然に防ぐ意味での予防策。

 

次に「メンタルヘルスチェック」と言った、早期発見から早期治療への予防策。

 

別枠でうつ病から復帰した人への「復職支援」など再発を防ぐための予防策が必要です。

 

 

こういった取り組みは、国・企業の努力もさることながら、社会全体の意識と知識を高めていくことが成功へ導くのです。

 

企業が施策を整備し、利用する側が知識を持ち、周囲もサポートする意識を持つことで、より一層予防効果を発揮します。

 

 

 

また、予防のためにも、再発防止のためにも、ストレスを感じづらく自分自身の考え方を進化させることは必須です。

 

認知の歪みを整える方法、人間関係を良好に導く方法など、本やインターネットにも情報はあふれていますし、カウンセラーの力を借りることはより一層自分の内にストレスを寄せ付けない力を与えてくれることでしょう。

 

 

「自分を大切にする。」

まずはそのことが、家族を守ることにも会社のためにもなるのです。

 

忙しさだけにかまけず、自分の心身の状態にも耳を傾けてくださいね。

 

 

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