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笑って泣いて、ストレス解消!


笑うこと、泣くこと。
実は、どちらもストレスを解消することができます。
今回は、笑うことと泣くことの効果についてお伝えします。




 

《笑うことによる効果》

 

 

笑うと、自然と腹式呼吸になります。
そうすると、副交感神経が優位になって、
リラックスすることができるのです。

 

副交感神経が優位になる時というのは、
眠っている時や休息している時、
そして、リラックスしている時です。
ストレスホルモンの分泌を抑えてくれます。

 

 

他にも、笑うことには、さまざまな効果があります。

 

 

まず、腹部に力が入るので、
横隔膜と腹筋を鍛えることができます。
これは、便秘や胃腸の痛みの軽減につながるそうです。

 

 

そして、血圧を低下させる効果もあります。
心臓への負担が減るので、心臓病のリスクを低くすることが
できるようです。

 

 

さらに、免疫力のアップが期待できます!

 

最近テレビでも話題の「NK(ナチュラルキラー)細胞」。
これは白血球の一種で、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を
攻撃してくれる細胞です。

 

笑うことで、このNK細胞が活性化されるのです。

 



 

では、どんな笑い方がいいのでしょうか。

 

友人や家族と楽しく話している時や面白いテレビ番組を観た時、
そんな風に自然に起こる笑いによって効果が出ます。

 

 

しかし、実は、作り笑いでも効果があるのです。

 

にこっと口角を上げるだけでもいいそうですよ。

 

 

自分では真顔だと思っていても、口角が下がっていると、
不機嫌な印象を与えてしまうことがあります。
しかし、ほんの少し口角が上がっているだけで、
柔らかい印象に変わります。

 

ところが、口角は自分で思っているよりも上がらないので、
普段から意識的に鏡を見て、口角を上げる練習をすると
いいかもしれません。

 

人に良い印象を与えつつ、自分の体にも良いことがあって、
お得ですよね。

 




《泣くことの効果》

 

 

『涙活』なんて言葉もあるくらい、
泣くことには、ストレス解消効果が期待できます。

 

 

笑うことと同じですが、副交感神経が優位になって、
リラックスできます。
特に、悲しい時や感動した時などの、感情的な涙に
効果があるそうです。

 

そして、涙によって、ストレス物質が体の外へと
流れていく効果もあります。

 

ですから、泣きたい時は我慢せずに泣いた方がいいのです。

 

 

リラックスできる特性を効果的に使うなら、
夕方から夜に泣いて、眠る前にリラックスするのが
オススメです。
睡眠の効果を高めてくれます。

 



 

本格的に泣くぞ、と思って泣く場合、
泣くことに集中できない環境は避けたほうがいいでしょう。

 

周囲の音が気になったり電話がかかってきたりすると、
涙はひっこんでしまいますよね。
一人になれる部屋で、少し灯りを暗くして、
携帯は音をならないようにするなど、
ちょっとした工夫をするといいかもしれません。

 

 

ちなみに、泣くことを我慢すると、
交感神経が優位の状態のままになってしまいます。
すると、神経が高ぶった状態が続いて、疲労してしまうのです。

 

 

思いっきり泣いてストレスを解消しても、
どうしても付いてくるのが、
まぶたが腫れてしまうという問題です。

まぶたの腫れについては、こんな対処方法をお試しください。
・目をこすらない
・泣いた後で、血流を良くして腫れ防止を行う
(冷たいタオルと蒸しタオルで交互に刺激を与える)
など……

 

 

一説には、笑うよりも泣くほうが、
ストレス解消効果が高いそうです。
しかし、自分の気持ちと反対のことしても、
むしろ、ストレスになりかねません。

 

その時の自分が必要としているストレス解消方法を
試してみてください。



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