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優しく寄り添う、それが心の支えになります


今は、10人から15人に一人がうつ病になると言われる時代です。
今回は、大切な人がうつ病になった、またはうつ病かもしれないという時、
どう接すればいいのかについてお伝えします。


 

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うつ病は、気分の落ち込みが長く続き、
これまで楽しんでいたことも楽しむことができなくなります。
趣味などに関することだけでなく、日常生活を送ることも困難になっていきます。

 

ただ、忘れないで欲しいのが、
うつ病にかかった当人こそが『今までできたことができない自分』を責めている
ということです。

 

まずは、じっくり、ゆっくり、当人の話をただ聞いてあげましょう。
否定の言葉はもちろん、アドバイスなども、
自分が責められているように感じてしまうことがあるので、
特別なアドバイスは必要ありません。

 

穏やかに話を聞き、頑張りを褒めること、肯定することが大切になります。

 

 

うつ気分の時は気持ちがマイナスに偏っていますが、
目指すところは、今よりマイナスにならないことです。
いろいろなことを楽しんだりするためのエネルギーが減っている状態なので、
無理にプラスにもっていこうとしても、余計に疲れてしまいます。

 

原因を究明するのは、気持ちが上向きになってからしましょう。
究明することも、それを受け入れることも、エネルギーが必要なのです。

 

失ったエネルギーを補充することが重要なのです。

 

大切な人が今できること、できないことを尊重してあげましょう。

 

そして、判断力が鈍っているので、重大な決断は先延ばしにして、
体と心を休ませられる環境づくりをしてあげてください。
ずっと傍にはいられなくても、劇的に病状をよくすることはできなくても、
大切な人に優しく寄り添うことはできます。

 

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でも、まず大切にするのは、あなた自身です。

 

実はうつ病は、周囲への影響が大きい病気です。

 

うつ病にかかった大切な人を支えようとするあまり、
必死になったご家族もうつ病にかかるということがあるのです。

 

うつ病は長引くことの多い病気ですし、
薬を飲めばあっという間に治るというものでもありません。
再発することもありえます。

 

長期で取り掛かる必要があることを考えると、
最初から全力で取り組んでは、疲弊してしまうばかりなのです。

 

 

あなたと大切な人、両方を守るためにも、まずは肩の力を抜きましょう。
そして、「大好きだよ」「一緒にいるよ」と伝えるところからはじめてみましょう。

 

何もできない、と自分を責める必要はありません。

 

優しく寄り添う、それが支えになるのです。

 

 

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